どうも家具修理工房の林です。
一枚板い天板の修正の続きです。
この「契(ちぎり)」(蝶ネクタイのような形の割れ防止の
工法)表と裏あわせて全部で19個入れています。
かなり長い間、置いていたので、割れが広がってきていますし
新しく割れが発生していますので、これでも少なくしたのですが
19個もちぎりを入れることになってしまいました。
この天板の補修で勉強になったことがあります。
それは塗装は重要だということです。
乾燥が甘かったせいもあるのだと思いますが、表に向けて
作業するときは表に反りあがり、裏に向けて作業するときは
裏に反りあがりで乾燥があまいせいかなと思っていたのですが
それよりも塗料の油分が抜けてカラカラになっていたせいで
外気の湿気に直接反応して反りあがっていたことに気づき
ました。
そこで作業が終わった後に研磨をして浸透性のあるオイル
を塗ってみると、反りがあまり出なくなりました。
もちろん多少は反りますが、塗装前とでは、全く違います。
オイルというとワックスがはいったものが水に強いので、メンテナンス
にはよくつかわれると思いますが、浸透性のあるものもある程度
の期間で使用していくことが、あとあと修理やメンテナンスに影響
していくと思います。
今ある、テーブルは大丈夫ですか?
無垢材のテーブルのメンテナンスのことも疑問があればお問い合わせ
ください。答えるだけでしたら、無料です。(笑)
よろしくお願い致します。
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